2017.08.08 Tuesday
2016.10.31 Monday
コンクール終了。お疲れ様でした!
今年も全日本吹奏楽コンクールがすべての日程を終了。
全国大会に参加出来た方、出来なかった方、いずれもお疲れ様でした!!
そしていま、手元に極めて重要だと思われるラフ原稿が届きました。
ここ数年、話題になっている全日本吹奏楽コンクール全国大会での採点方法についての考察と資料です。
これをどのように編集していくのがいいか、思案しているところです。
本誌ではこれまで、いわゆる「コンクール」に関してはあえて距離をおく編集方針をとっていました。どうしても音楽で「競う」ということに違和感があったから。だから「響け!ユーフォニアム」や「仰げば尊し」などの紹介をするにあたっても、そのあたりの表現には気を使ってきたつもりでした。ステラジャムやその他、ジャズをテーマにした各種コンクールも、そこに盛り込まれた教育的な企画にスポットをあてる形で、それぞれの得賞結果についてはノーコメントでした。
しかし、それでよかったのだろうか。
今日いただいたテキストを含め、このところ編集部に飛び込んで来るさまざまな「情報」(いろんな状況の方々から、直接口頭で、あるいはメールで、そして各種SNSで)を熟考してみると、いやおうなく日本吹奏楽史のなかでもっとも大きな影響力をもつこのイベントを本誌なりにご紹介しなければならないのではないか……という思いに駆られています。
それにしても……音楽を採点して演奏団体に格差をつけるという点に関して、いささかも違和感を持たない人はいないと思います。
採点方法は公開されていますが、オリンピックでは名誉の「銅」(スポーツ等では数多い参加者のなかの上から三番目なわけで、これ自体すごいことだと賞賛されています。リオでの銅メダルも感動シーンの連続でした)も、全国大会の場では単なる「残念賞」ととられているようです。県代表、そして地区代表として出られたこと自体すごいことなのに。
どんな採点方法をとったとしても、芸術行動に無理やり上下差をつけようとしているわけだから、どこかに無理や矛盾が生じるのは当たり前。採点されるのがイヤなら出なきゃいい、その採点方法に異を唱えるなら出なきゃいい……という言い方も出来る。実際、そういう道を選択している楽団も数多いし。ある意味でそういう道をとれるのは幸せなことかもしれない。
全国大会での好成績がずばり学校の宣伝につながるわけだから、どの学校もやっきになる。コンクールを仕掛ける側も「音楽の甲子園」などともてはやすから、現場を知らない人は、野球における「甲子園」と勘違いしてしまったりもする。
だからこそ、参加するひとそれぞれがコンクールをどのように考えるか、それがとても重要なのではないかと俺は考えるようになったわけです。
「バンドライフ」という雑誌は、バンド(楽隊)のなかにあるさまざまなライフ(生活)を紹介する雑誌です。まちがいなく数多くのひとの「バンドライフ」のなかで大きな影響をもつコンクールについても、きちんと考えてみたい。
いま色々なヒトたちに、考えるネタをもらっている最中です。みなさん、よろしくね!!
2016.10.19 Wednesday
響け!ユーフォニアム2 絶好調!
アニメ「響け!ユーフォニアム2」が絶好調ですね!
10月5日からスタートし現在第三まで放映、原作第二巻をいいペースで消化してます……が、みなさん、
実は本誌「バンドライフ」の前身である「ブラストライブ」では、
いまそれらが人気急上昇中。
35号と36号の二号にわたって大特集しているんだけど、その通販サイトが盛り上がってるのです!!
前者では黒沢ともよさんがユーフォに初挑戦するシーンが紹介されています。
そして後者では、「黄前久美子」(ユーフォ)「加藤葉月」(チューバ)「川島緑輝」(コントラバス)「高坂麗奈」(トランペット)の四人の担当楽器それぞれが主役として活躍する《北宇治四重奏》
これらは、
これは永久保存版として、
2016.10.13 Thursday
大路さん、やすらかに
「響け!」も絶好調ですが、
宮本大路さんが、逝ってしまった。
三宅純さんのFBで知った。
9月の末の東京吹奏楽団の定期演奏会でばったり出会った佐野聡さ
うっすらと目を開けてくれた。手を握り返してくれた。
本当に、感謝の言葉もない。確か、
単行本リリースにわずかでも寄与出来たのが、
ああそれにしても、新井靖志さんといい、大路さんといい、
歳くえばくうほどそれらが増えてくる…それは覚悟の上なんだけど。
迷惑を承知で、すでに収録を終えていた鎌倉エフエム「BAND LIFE TIME」を急遽差し替えてもらうことにした。
「Dai Dan En」からの数曲を流した。
番組では喋りきれなかったが、いずれその仕掛け、
そして、
ただ涙を流すより、それが楽器族ならではの供養の仕方だと思う。
2016.10.07 Friday
と、いうわけで最新号リリース!さかなクン!クハナ!響け!に注目だ☆
あっというマに一ヶ月たっちまったぜ。
だいたい一週間に一回ベースで更新して行くつもりが、ついつい最新号の編集作業にかまけてしまい……ともかく、ごめんなさい!!
てなわけで、努力の成果がついにリリース!
表紙は、さかなクン!東京スカパラダイスオーケストラとの共演で注目を浴びた彼のバスサックス(あれバリトンと勘違いしたヒトも多かったみたいだけど)や、コントラバスクラリネットなど低音木管が大集結。
右端に支えている手の「謎」にも注目です。セントラル楽器・佐藤店長、ご協力有り難うございます!
さて、映画「クハナ!」も10月8日から全国公開。棒線をクリックすると映画公式サイトに飛べます。
すでに三重県では先行公開されている地域もあり、連日満員御礼&公開延長といううれしいニュースが飛び込んできています。最新号ではさかなクンの他、この映画「クハナ!」も大特集!秦監督&松本来夢さんインタビューも注目です。
と、同時に……
関東地区では5日の深夜(実際には6日早朝)から放映が開始された「響け!ユーフォニアム2」の最新情報にも注目!!
みなさん、第一回目の放送みましたか?
もう、最初の瞬間から見どころ満載。冒頭部分からその情報量の「多さ」に圧倒……と言われたってなんのことだかわからないよね?ごめん、まだ情報未解禁多いんだ……。
小説版では第二巻として描かれている物語のイントロとしてだけではなく、第一回目の放映は素晴らしくよく出来ていた、と思う。
冒頭に登場するノートや「雪」などなど、忘れてはならないアイテムが。それにしても、このアニメの情報量の多さは半端じゃない。油断もスキもありゃしない。
希美やみぞれ(主人公達の一年先輩)たちの物語の説明もテンポ感抜群。どこもかしこも放映時間が遅いのが唯一の難点だけど、録画してぜひ、画面の隅から隅までじっくり眺めてソンはナイ。最新号では監督インタビューも掲載。いまは明らかに出来ないヒ・ミ・ツがおテンコ盛りだったのが実にスリリング。次号(1月発売予定)での暴露?をお楽しみに!
てなわけで、当ブログも気合い入れ直して頑張ります。